亥の子餅
2020年11月 3日 16:39
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11月になると和菓子屋さんで亥の子餅をみかけます。
源氏物語にも登場するお餅で、
茶道の炉開きにも使われるお菓子です。
亥の子というのは、亥の月(新暦だと11月)の最初の亥の日のことで、
亥の子餅は、むかし、亥の刻(夜10時ころ)に食べられていたようです。
今年の亥の子は11月4日(水)です。
穀物を混ぜ込んだ餅を食べると病気にならないということから無病息災、
子だくさんのイノシシにあやかって子孫繁栄、
イノシシは炎の神さまの神使と言われていて火を免れる、
また、亥は自然哲学の思想からみると火を制御すると考えられていて、
暖房を使い始めるこの時期に家の防火を祈願して食べるとよいのだそうです。
おせち料理にはじまり、
年中行事にはお料理やお菓子が欠かせませんが、いろいろな意味があるのですね。
おもしろい。
無病息災、子孫繁栄、火災防止を願って、
かわいらしい亥の子餅を召しあがってみませんか。
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