マエストロスタッフブログ

家事屋の不良債権問題
2008年5月15日 17:32 | トラックバック(0)

家事屋のサービスの決済方法は、現在は「口座振替」と「クレジットカード」の2種類なのですが、以前はこれに加えて「振込み」というものがありました。

ところが、やはりお忙しいお客様が多いためか、どうしても払い忘れというものが発生してしまいます。

言い訳ではないのですが、経理担当のNさんに来て頂く前は、こちらもつい忙しさにかまけて催促を忘れてしまい、あっという間に3ヶ月経った、などということがよくありました。遅れたからといって放って置くわけにもいかず、遅ればせながら催促のお電話をするのですが、ここで問題がおきます。

ほとんどのお客様は「いや~、ゴメンゴメン、そっちも早くいってよ~。」等といって素直に支払ってくれるのですが、たまに「ずっと放ったらかしにしておいて、そんな以前の話をなんで今更蒸し返すわけ!?」などと居直る人がいるのです。ちなみに、書面での催促は行っているので「放ったらかし」ではないのですが、そんなことを言っても始まりません。なだめたり、すかしたりしながらお支払いをお願いするのですが、人間という生き物は不思議なもので、一度「払いたくない」と思ってしまったら、どういう訳か「自分は払う必要はない」と思ってしまうものらしいのです。こうなると大変です。色々な理由をつけて支払いを逃れつつ、あまつさえサービスは継続しようとします。こちらから見れば単なる延滞者なのですが、それでも可能な限り下手に出つつ、「お願いします」を連発するのです。決して商法上の理由で云々などと言ってはいけません。

経理担当者N氏の尽力もあって、大体の債権は回収しているのですが、実は未だに大きな不良債権が2件残っています。これはもう電話はかからず、メールは届かず、内容証明を送っても届かず、強制執行をかけようにも自営業のため勤務先への執行もできず、口座のありかもわからず、という状態で、家に督促に行ったりもするのですが、当然のことながら家にいることはありません。

非常に困ってしまいます。

この2件は、今にして思えば最初から払わないつもりだったのではないかと思うフシがあります。というのも、二人とも同じ手口で支払いの延期を要求してきたからです。それは、「今お金がないのだが、3ヶ月後には発注者からの支払いがあるのでその時にまとめて払う」というもので、これが2回続きました。3ヶ月後×2回で半年経ってしまった後、ドロンです。

そんなことがあって以来、弊社では回収のルールを変えており、予定の支払日から起算して30日経っても支払いがなされない場合は即サービスを停止すると共に、いくばくかの遅延損害金を申し受ける、ということになりました。

また、こうした不良債権顧客というのは、きっと他でも同じ事を繰り返すに違いないので、いずれ同業他社と一緒にこうした債権管理情報を共有していきたいと考えております。

家事代行のマエストロサービス

カテゴリ: 家事屋のお仕事


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