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2018年03月26日 カーペットの掃除
場所別掃除方法

毛足の奥まで入り込んだゴミを取るには、粘着シートよりも掃除機が効果的


カーペットの掃除機がけは毛の流れに逆らうように引きながらかけることです。
カーペットの上から下、下から上、左から右、右から左と、全方向に引きながらかけると効果的です。

ゴミを充分に除去するためには、1平米あたり2030秒ほど時間をかける必要があります。
ゆっくりと時間をかけて吸い取りましょう。


カーペットに掃除機がけには、ブラシ付きの掃除機を使うと、逆立たせて、内部のゴミも吸い取ることができます。


カーペットのゴミの種類と掃除方法


髪の毛

髪の毛やペットの毛などは、毛足の長いカーペットにからみやすいです。掃除機で吸いきれないときは、「ゴム手袋」を使います。

ゴム手袋をつけて、カーペットをこすると摩擦の力でゴミだけをからめとることができます。

食べ物や飲み物によるシミ


コーヒーやワインなど飲みこぼした汚れは、下記の4ステップで落とします。できるだけすぐに対処するのがキレイに落とすポイントです。

①乾いた布やキッチンペーパーで水分を拭き取る

乾いた布やキッチンペーパーで水分をすぐに吸い取ります。こぼした水分をたたくように水分を吸収させます。周りにシミをのばさないように注意して下さい。


②中性洗剤を薄めた液を染み込ませる

汚れた部分に中性洗剤を染み込ませるように拭いていきます。汚れがカーペットに戻らないよう、常にきれいな面を使って拭くのがポイントです。

③水拭きする

洗剤がカーペットにまんべんなく染み込むと汚れが浮きあがってきます。汚れの外側から中心に向かうように雑巾で水拭きし、汚れをかき出します。

④乾拭きする

汚れが取れたら、カーペットを乾拭きして、水分を完全に拭き取ります。水分が残っているとダニが繁殖しやすくなりますので、できるだけ水分を取り除きましょう。


ダニ繁殖の予防


適度な温度と湿度が保たれたカーペットは、ダニの温床です。
ダニはアレルギーやじんましん、気管支炎の原因にもなるの、しっかり退治しましょう。

生きているダニは鋭い爪でカーペットのしがみついているため、掃除機で吸っても、吸いきれません。

ダニの駆除に最も有効なのは、熱を与えて、死滅させてから、掃除機で吸い取ることです。

そこで、スチームモップをつかいます。スチームモップからは、最高70度にもなるスチームが出ています。ダニを退治するには充分な温度です。


60度未満ですと、死滅に2030秒ほどかかり、他の場所に逃げてしまいますので、60度以上で、一瞬で死滅させましょう。

仕上げに掃除機を丁寧にかけて、ダニの死骸を吸い取ります。死骸を残すとアレルギーの原因になりますので、しっかり掃除機をかけます。




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