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マエストロインタビュー

今回のお客様

2010年03月31日更新 株式会社テンペスト 新田さおり様、高橋えみ様

株式会社テンペスト 新田さおり様、高橋えみ様

宮城県出身。1994年~2005年にかけてファッションショーやカタログを中心にモデル活動をする。2008年にベジタブル&フルーツジュニアマイスター、ベジフルビューティーセルフアドバイザーを取得。テンペストにてアドバイザー活動中。

今回は、弊社のサービスをご利用頂いていたことがきっかけで、有機野菜の販売サイト展開にご協力させて頂くことになった、株式会社テンペストの新田様、高橋様にお話をさせて頂きました。

株式会社テンペスト 高橋えみ様 株式会社マエストロサービス 田所好子

高橋料理代行サービスは、日本では一部の限られた人が利用しているイメージがありますが海外ではメジャーなのでしょうか?

田所メジャーですね。たとえばアメリカは、家事代行サービスのサイトだけで100もの業者が見つかるほど盛況です。アメリカでは80年代後半から女性の社会進出が進みこの女性を支える生活支援サービスとしてメイドサービスが発展してきました。

高橋お金持ちなんですか?

田所そうですね。利用者は主に共働きでしかも女性もキャリア層ですので高額所得者です。しかし最近は家事代行業者が増えてサービス価格も下がりカジュアルに使えるようになったこともあり、裾野は広がっています。

高橋なるほど~。そういう考え方もありますよね。では、実際に料理代行を利用されている層というとどういった方が多いのでしょうか。性別・年齢・職業などに偏りはありますか?

田所30~60代の女性が多いですね。お仕事を持たれていて、料理を作る時間がない方。だけど外食が嫌いだったり、家庭での手作り料理を大切にする方。遅くまで働いていらっしゃって、お子様の夕食の支度ができない方などですね。職業は特に関係ないように思います。男性の場合は、独身で素材や味付けにこだわりがあったり健康上の理由だったり、という方が多くいらっしゃいます。

高橋利用頻度としては結構頻繁な感じですか?

田所週1、2回...毎日、とさまざまです。週1の場合ですと、若い層が多いですね。週に1回くらいは自由に時間を使いたいとか思い切って残業したいとか。

高橋お客様の声としては、どういった要望とか感想がありますか。

田所ご感想としては「いつもありがとう」「助かります」といったお声をいただいております。やはり嬉しいですね。ご要望としては、たとえばベジタリアンの方に対してはベジタリアン向けのメニューを工夫する必要がありますし関西ご出身の方で関東の味が合わないという方に対しては味付けを工夫する必要があるなどそういう細かい部分でご要望をいただく場合があります。

高橋やはり都会で「はたらく女性」のニーズが高いのでしょうか?田舎で暮らす人ですと、家事代行を使われる方は少ない印象がありますが。

田所そうですね。都会の場合、まわりの目を気にしなくても良い環境のお客様が多いからかもしれませんね。 田舎ですと「家事は自分でやって当たり前」となりますよね。「主婦なのに」とか「お嫁に行ったのに」とか言われてしまう。また、都会は核家族が多いですけど、田舎の場合は二世帯だったり親族が近くにいたりするケースが多いのでサポートしてもらえるネットワークがありますよね。

高橋ああ、なるほど。都会の場合は、家事代行を選ぶということ自体が個性の一つというか選択肢の一つとして成り立つということですね。

田所個性というよりは切羽詰っていて物理的に人手が足りない場合がほとんどですね。助けてもらえないと生きていけない仕事を辞めるか、家事代行を頼むかの選択です。今の時代、働く女性は 「今辞めてしまうともう同じ仕事に復帰できない」と考える場合、選択肢として後者を選ぶしかなくなるわけです。たとえ自分のお給料を使ったとしても家事代行を使わざるを得ないということですね。「辞めてしまったら5年後の自分は、ここにもう戻って来られないだろう」という気持ちは、キャリアがある方ほど強いように思いますね。

高橋キャリアを維持するために、家事を任せてでも(仕事を)やると。

田所ええ。そうです。なんとなく感覚的に分かりますよね、その気持ちは。「5年ブランクがあったら、そこで自分が入り込む隙間があるのかな」と不安になる気持ち。

高橋分かります、分かります。それが良いか悪いかは別として。

田所家庭を持っても、仕事では独身の人と同じだけ結果を出していかなくちゃいけないしかといって家事もおざなりにはできないという。昔だったら「主婦だから早く帰ります」ということができたかもしれないけれども、3倍くらい頑張らないと社会の中で生き残っていけないという時代です。

高橋う~ん。女性に厳しい世の中ですねえー(笑)

田所ですので、世の働く女性の方たちを少しでもサポートさせていただくことで有能な女性が社会に残り、活かされるようになれば日本経済も明るくなると思います。

高橋なるほどー!すごくいいですね!料理代行サービスは、女性が輝きながら働くための選択肢の一つということですね。

田所そうですね。家事をプロに任せて安心してお仕事に専念していただきたいと思います。

高橋女性が働きながら家事もキチンとやることを「やって当たり前」とされているように思うんです。女性自身も「評価されないことが普通」と思い込んでしまいますよね。テンペストは、そんな「はたらく女性」のテンションを少しでも上げるような立ち位置になりたいと思っているんです。

田所マエストロサービスも同じ思いでおります。教育にもエコにも関心がある方はやはり食事にも関心をお持ちだと思います。「食べること」とはどういうことなのか。子育てについても「お勉強だけじゃなくて、食育も大切よね」というお話が絶対に出てきますから。食にこだわるということは、ステータスですね。こういうサービスを使えるのは本当に知的でお洒落な階級なんだと思います。富裕層というよりも知的層ですよね。正しい情報を持っているとか、先のことをちゃんと考えているとか。

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