マエストロスタッフブログ

2019年:アーカイブ

花々
2019年3月 6日 11:57 | トラックバック(0)

ここ数年、家のなかにいろいろな種類のお花や植物を飾っています。
 
以前は、香りも大好きな百合や季節によって芍薬やデンファレなど、
お気に入りのものを繰り返し飾っていました。
歳を重ねて趣向が変わってきたというのもありますが、
今は、生産者の方やお花屋さんのおかげで、いつもの定番のものも、
ずいぶん色々な種類が栽培されて手軽に入手できるようになりましたし、
野草や実のついた枝ものなども、
昔だったなら、お花屋さんではあまり見かけられなかったものが
あちらこちらのお店に揃えられているように思います。
 
特別な日でない時は、購入するものを決めずに、
お花屋さんに行ってから、その時にピン!ときたものを頂くようにしています。
それが楽しみになっています。
めずらしい色合いだったり、品種名が素敵だったり、産地や栽培された方の紹介などもされていたり。
 
先日、ポリクロームというチューリップの原種といわれているお花を購入しました。
球根つきのものです。
原種系のものは、交配種のものに比べると控えめといいましょうか、
色も形もシンプルなものが多いように思いますが、可憐で魅力的です。
今は、水栽培していますが、地植えできたらしてみたいと考えています。
 
食材もですが、お花なども、季節を感じることができるので、
できるだけその時期のものを飾るようにしています。
好みのものを選ぶことにはなるのですが、気に入ったものがみつかると、
飾り方を工夫してみたり、自然と大切にしようという心持ちになります。
 
花瓶のお水をかえた時に、一瞬、香りが立ったり、ふとした時に香ってきたり、
それから、飾っているものが視界に入った時に、
その咲き姿や枝ぶりが美しかったり、かわいらしかったり、ちょっと感動します。
 
今、関東地方では、河津ざくらや梅が見頃を迎えていて、
お祭りなども催されているようですね。
 
これからの季節、屋外でも次々といろいろな花が咲いてきて、
草木も元気になってくるのでたいへん楽しみですが、
時には、お部屋の中にお花を飾ることもおすすめします!

人の捉え方について
2019年1月11日 12:50 | トラックバック(0)

私は二年前から心理学の勉強をしています。
なぜ心理学を勉強しているかというと、今まで生きてきた中で
あの時はこう言えば良かったのか...これを知っていれば上手くいったのに...など
二年前に心理学の本を見て、今までの自分の言動に後悔したからです。

そんなこんなで、今日は少し心理学についてお話したいと思います。


これは心理学のある実験です。

ビンの中に入っているクッキーを被験者に食べてもらい
その味に評価をつけてもらいました。

半数の被験者にはクッキーが20個入ったビンを渡し
残りの半数には、クッキーが2個しか入っていないビンを渡しました。

ビンの中のクッキーはどちらも同じクッキーでしたが
そのクッキーへの評価は
ビンに2個しか入っていないクッキーを食べたグループの方が
ビンに20個入っているクッキーを食べたグループより
「このクッキーがおいしい」という評価をしました。

これは"希少性の法則"の心理実験です。

同じものを食べても、その時のシチュエーションが違えば
味まで変化するということなのです。

似たような事象で、"ハロー効果"というものがあります。

ある人が、高学歴であったり、優れた技能を持っていると
その人が人格的にも優れていると思い込んでしまうというものです。
実質的に、それらの事柄と人格や性格等は無関係なのですが
潜在的に好印象を抱いてしまう心理現象は、誰にでも見られます。

CMに有名人やタレントを起用するのも、"ハロー効果"の一つです。

ここまで見ると人の考え方は結構いい加減な気がしますよね。
そんなことないと信じたいところですが、人は簡単に騙されてしまいます。

しかしここからは自論になりますが、
それを毎回毎回、突き詰めていっても疲れてしまうだけですし
結果、ビンに2個しかないクッキーを食べた人は同じクッキーでも
おいしいと感じられたのですから幸せなんだと思います。

有名人やタレントを見て、好印象を抱くことが悪いことではないですし
映画やドラマを見て、勇気付けられたり、感動することはとても良いことだと思います。
たとえ、その有名人やタレントの性格が最悪でも。

ただ、何を信じて何を疑うのか選択するのは自分です。
結果がどうあれ、なるべく後悔しない選択をしていくために
勉強することは、無駄にならないと思います。

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